レガシーを始めよう5(サイドボード:墓地対策編)
2013年1月27日 TCG全般
第1回 http://6063623b.diarynote.jp/201301240157324204/
第2回 http://6063623b.diarynote.jp/201301240208562088/
第3回 http://6063623b.diarynote.jp/201301250113249680/
第4回 http://6063623b.diarynote.jp/201301250155086699/
レガシーではデッキの種類が多いために通常の環境以上にサイドボードを吟味する必要があります。
明らかな相性差があるマッチアップが多く発生するからです。ですがそれらのマッチアップを直ちに諦める必要はありません。大量のカードプールの中にそれらに対する『解答』がきちんと用意されています。特に墓地対策や色対策は露骨なまでにメタっているものが多いためそれらを用いればサイド後は互角以上に戦うことが出来ます。
今回はサイドボードを組む上で具体的にどのような点を注意して組んでいけば良いのかを解説して行きます。
レガシーのサイドボードで必要な要素は二つあります。墓地対策とコンボ対策です。これについてはほぼどんなデッキも対策しています。
・何故墓地対策が必要なのか?
レガシーにはドレッジというデッキが存在します。注1
このデッキ、中々に曲者でコンボデッキの割に打ち消しやハンデスで止まりません。
ハンデスでは相手のコンボが始まる前にコンボの始動手段となるスペルを落としきるのはまず無理ですし、ナチュラルディスカードからコンボが始動出来るため打ち消しを握っていても妨害出来ません。
余りに動きが異次元過ぎてメインはほとんどのデッキが勝てません。コンボデッキは通常のデッキと軸がずれていることが多いですが、その中でもドレッジは特に異質です。
ですが、その反面墓地対策に非常に弱いのでそれらを投入すれば十分勝てます。これがレガシーで墓地対策が必須になっている原因です。
他にもリアニメイトなど墓地利用コンボが少なからず存在するので墓地対策をしないのは非常に危険です。
また、レガシーには墓地利用するスペルや墓地の数を参照する生物が多数います。(前者は瞬唱や死儀礼のシャーマン。後者はタルモゴイフや聖遺の騎士)これらを多く採用しているデッキにも墓地対策が効きます。
以上のように必要な場面が少なからずあるので是非サイドボードには墓地対策を数枚とりましょう。
*注1
ドレッジとは発掘のキーワード能力と黄泉からの橋を軸にした墓地利用コンボデッキ。
コンボの内容は以下の通り
1 入念な研究や信仰無き物あさり、朽ちゆくインプなどで発掘能力をもつクリーチャーカードを墓地に落とす。
2 打開やセファリッドの円形闘技場をプレイしてドローを全て発掘に置換してライブラリーを削る。その過程でナルコメーバやイチョリッド、黄泉からの橋が墓地に落ちる。
3 ナルコメーバやイチョリッドの誘発能力を解決して戦場に出す。
4 戦慄の復活FBでゾンビトークンを出しながらフィニッシャーをリアニメイト。もしくは陰謀団式療法をFBして対戦相手の手札をぼろぼろにしながらゾンビトークンを大量に出す。
5 トークンやイチョリッドで殴って勝ち。
一度発掘持ちのクリーチャーが墓地に行くと以降は置換能力や起動能力、誘発能力だけでコンボが進行するので妨害することが非常に困難。コンボの速度自体も非常に早く2キル、3キルがあり得る。
next→墓地対策の枚数 http://6063623b.diarynote.jp/201301272303233668/
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